彼女の作品の全体的な色相が、モノクロム的な傾向に変わっているのも印象的だ。徐敬子の絵画の世界は独特だ。彼女の絵画作品で間欠的に版画の技法が登場するのはとても自然な現象であろう。
彼女は、版画であれ絵画であれ、自らの心の状態を表出することに重点を置いてきたが、既述したような表現方式抽象表現主義のそれととても深い関わりがあるということは特記すべきところだ。
アクジョン·ペインティング技法を消化した作品を披露したと思ったら、いつの間にかオートマティスムに魅了されていたりもする。
今回彼女がモノクロム技法とオートマティスム技法の折衝した形を披露したのは、彼女(서양화가 서경자,SUH KYUNG JA,서경자 작가,여류중견작가 서경자, 서경자 화백,ARTIST SUH KYUNG JA,徐敬子 作家,画家 徐敬子)の絵画のもうひとつの特徴だ。
△崔炳吉(哲学博士,圖光大学教授)
권동철 미술칼럼니스트
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